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ファイヤードブログ

ディジタル・パブリッシングという観点から、Webサイト制作、電子書籍制作などを。※ブログリニューアル中

Kumdlrは、みんなで打線を組んでワイワイやるサービス(Techrunch風にKumdlrを紹介する)

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 twitterでよく目にする「打線組んだw」というまとめサイトの記事。私はIKEAが好きで家じゅうIKEA家具で溢れているので、IKEAの家具で打線でも組んでみようかと思ったものの、スレッドの立てかたを知らないし、2ちゃんねるは少し怖いところだと思っていたので投稿できずにいた。
 そんなある日、友人のひとりが「Kumdlr」というWebサービスを紹介してくれた。ふざけた名前だと最初は拒否反応を示したが、私はそれをすぐに気に入るまでには長い時間を必要としなかった。
「Kumdlr」はシンプルなサイトだ。それも恐ろしいくらいの。本当に打線を投稿することしかできないサイトなのだ。トップページから「打線を組む」というリンクをクリックすると、フォームが現れる。そこで守備位置を選んで、選手名(もちろん人名でなくてもいい)を入力して「投稿する」を押せば、すぐにページに反映される。以上。
 もしかすると、読者はこう思っているかもしれない。「打線を組めることはわかった。でもいくらなんでもシンプルすぎないか?単に打線を組んで何が面白いんだ?」。だが、その心配はない。「Butting!」というKumdlrにとって唯一といっていい機能がその思いを払拭してくれている。
 「Butting」とは何か?先に言っておくと、野球の「バッティング」のそれではない。そっちの方は「Batting」だ。Kumdlrにおけるバッティングとは、「予定がバッティングしちゃって」というような時の「Butting」だ。これには「ぶつける、ツッコミを入れる」というような意味がある。その意味の通り、「Butting」とは、他人が組んだ打線に対してツッコミを入れることができる機能なのだ。
 ではどういう形で?ここが面白い所で、「Butting」は「新しい打線」によってなされる(これを「カウンター打線」と呼ぶ)。ある打線への反応はコメントなどではなく、また別の打線によってなのだ。操作方法としては、ある打線の詳細画面の中にある「Butting!」ボタンを押すとカウンター打線用のフォームが表示されるようになっている。そこから新しい打線を組む時と同じ要領で投稿すればいい。打線にはそれぞれ、その打線に対していくつカウンター打線が作られたかが表示されるようになっている(「7 buttings!!!」のように表示される)。この数字が大きいほど、賑わっている打線と言えるだろう。
 筆者は開発者にメールで直接話を伺う機会を得た。今後の展開について尋ねておきたかったのだ。

Q「これはスタートアップなのか?いくら調達したんだ?」
A「何すかそれ?そんな大仰そうなもんじゃないっすよ。てか、自分の生活費すら自分で調達してねっつの」
Q「今後どのように展開するつもりか?」
A「まず誰も使ってくれないということがおおいに考えられるので運営云々の話は時期尚早。でもそれじゃ寂しいよね。息抜きみたいなものとはいえ、せっかく作ったんだもの。かと言って、たくさんアクセスされてもHeorkuの無料プランで対処できなくなるから、それはそれで困ってしまうかも」
Q「少なくとも私は使っていますよ?」
A「ありがとう。じゃあ寄付してください」
Q「えっ。さすがにそこまでのサイトじゃないかな」
A「ええーー…」
Q「そうそう、最後に聞いておきたいんだが、何なんだい?このサイトのデザインは?」
A「ダサいっすかね…」
Q「うーん。というより、裏サイトっぽいね。hahaha…」
A「まず全体的なイメージとして、スタジアムの電光掲示板を意識したんですよ。リアルに見えるように。で、さらにオレンジの文字で背景黒だったら、レトロな球場らしくていいじゃないですか。でも、オレンジに黒ってもろジャイアンツカラーなんですよね。このサイトは野球ファンだけに向けて作っているわけじゃないですけど、さすがに色調が一球団に偏ってるのはまずいと思いました」
Q「で、なんでこんな色なんだい?」
A「開発中、レッドブルとかモンスターばかり飲んでたんですよ。で、だんだん量と味でモンスターを好むようになってしまって、多分それが無意識に植え付けられていたんでしょうね。完成したときにモンスターの缶みたいなことに気がついてびっくりしてしまいました」
Q「最後に一言ありますか?」
A「無意識って怖いですね!」

 今後については開発者自身にとっても未知数らしいことがわかった。とりあえず彼にとっては「習作」という扱いのサイトになっていて、必要であればスケーリングも見込んでいるようだ(ただそんなことは無いだろうが…)。