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ファイヤードブログ

ディジタル・パブリッシングという観点から、Webサイト制作、電子書籍制作などを。※ブログリニューアル中

講談社選書メチエの表紙が派手になったのは気のせいか

 講談社選書メチエは公式Webサイト上では、571が最新の通し番号となっています。その571番の『魔女狩り 西欧の三つの近代化』の表紙は以下のようになっています。

魔女狩り 西欧の三つの近代化 (講談社選書メチエ)

魔女狩り 西欧の三つの近代化 (講談社選書メチエ)

続いて、同じ月に刊行された、『ティムール帝国』を見てみましょう。
ティムール帝国 (講談社選書メチエ)

ティムール帝国 (講談社選書メチエ)

 で、こういうデザインに対して、ちょっと昔の例えば、『トクヴィル 平等と不平等の理論家』(2007年刊) とか、『ドゥルーズ 流動の哲学』(2001年刊)
ドゥルーズ 流動の哲学 (講談社選書メチエ)

ドゥルーズ 流動の哲学 (講談社選書メチエ)

 ちなみに、『ハイデガー入門』(1995年刊)くらいまで古くなると、また違ったデザインになるのですが…。
ハイデガ-入門 (講談社選書メチエ)

ハイデガ-入門 (講談社選書メチエ)

 ただ、そうは言っても、『トクヴィル…』で見たようなデザインと、最近の派手めのデザインの間に、極端にシンプルになった時期が一時期あって、それが、『国家とインターネット』(2013年刊)
国家とインターネット (講談社選書メチエ)

国家とインターネット (講談社選書メチエ)

や、『どのような教育が「よい」教育か』(2011年刊)などです。
どのような教育が「よい」教育か (講談社選書メチエ)

どのような教育が「よい」教育か (講談社選書メチエ)

 過去一年間の表紙は選書メチエの公式サイトで確かめられるので、気になった方は確認してみてください(それ以上前になると、サイト上にファイルが備わっていないせいでNot Foundになってしまします)。
 昨年の7月にひと月だけシンプルに回帰しているという事例もあるので、これらは傾向としてあるより、デザイン部の月々のおおまかなテイスト次第なのかもしれません。
 「表紙が派手になる」というのは、最近の出版界におけるトレンドとして紹介されている(cf.「新書」がどんどん派手になっている “超幅広”の帯、苦境の救世主なるか (1/2))ので、その流れに属すものなのか、と思ったのですが、メチエの場合は変則的な面もあるので必ずしもそうとは言えなそう。来月、再来月と、今年の終わりくらいまで続いて行ったら、傾向として認めても良いかもしれません。