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ファイヤードブログ

ディジタル・パブリッシングという観点から、Webサイト制作、電子書籍制作などを。※ブログリニューアル中

Lang-8というサービスに可能性を感じたエピソード

ネット時評

 日本で一冊も翻訳書の出ていない、フランスのある社会学者の名前を、カタカナで検索したときのことだった。もちろん、Wikipediaにも日本語では名前はなかったし、大学関連のページですらほとんど検索にかからなかった。日本語圏でどの程度知られているか、どのように受容されているのか、ということを知りたかったのだが、叶わなかった。しかし、少ない結果のなかでも、ひとつブログっぽい記事を発見したので読む事にした。それがLang-8フランス人が日本語で投稿した記事だった。 

 見出した可能性というのは、お分かりの通り、SEO的なブルーオーシャンによる検索優位性だ。ただ、自分でサイトをやっていてもわかるのだが、ニッチなワードというのはそもそも検索されることが稀で、検索上位を確保できていても全体のPVには大きく影響しないことがあるので冷静になる必要があるかもしれない。
 とはいえ、このエピソード自体はなかなか感慨深いものがある。今まで大学人が必死に探し、輸入し、紹介してきたのを、日本語を覚えたフランス人が向こうから、自発的に発信してくれる時代になったとは(そしてこれを可能にしたインフラストラクチャーがあったことに)。

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 余談
 自分がその社会学者を知った理由は、以下の本の中に出てきたから。どの程度アカデミックな書き手なのかは存じ上げぬ。Jean-Claude Kaufmann — Wikipédia 英語ですらページがない。

 それにしても、Lang-8って、メンバー3人で100万会員か。すごいな。