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ファイヤードブログ

ディジタル・パブリッシングという観点から、Webサイト制作、電子書籍制作などを。※ブログリニューアル中

Webデザインにおけるタイポグラフィーについて-フォント・後-

Typography

 OS搭載のフォント、ブラウザのデフォルトフォントについて触れた前回の記事(Webデザインにおけるタイポグラフィーについて-フォント・前- - Birth of the Fool)に続いて、今回はWebフォントについて書きます。

Webフォント

 これまで述べてきたフォントと違って、デバイスに依存*1しないといことが特徴。サーバーに置かれたフォントを読み込ませることによって、デバイス間でも統一したフォントファミリーの指定を実現できる。Google Fontsをすでに使ったことがあるという人なら多いと思うが、この場合はGoogleのサーバーにおかれたフォントを呼び出して使っている。注意点としては、あまり多くのフォントを読み込みすぎると、パフォーマンスに影響してしまうことが挙げられる。文字数の多い日本語フォントの場合は、より注意が必要とされる。

日本語のWebフォント

 Webフォントの普及は、数の少なかった日本語のフォントにも多様性をもたらそうとしている。主な日本語のWebフォントサービスとしては、TypeSquare [タイプスクウェア]FONTPLUS|フォントプラスが挙げられる。いち早くWebフォントを多用しているサイトの例としては、
吉本隆明の183講演 - ほぼ日刊イトイ新聞 が挙げられる(このサイトは祖父江慎さんが関係しているとどこかで読んだた気がするのだが、出典を失念してしまった。全くの思い違いの可能性もあるので、誰かご存知でしたら教えてください)。必ずしもWebフォントに限定されるわけではないが、日本語のフォントを一覧したい人は、次の雑誌の付録(「モリサワ フォントパスポート」のカタログ。この号は全体的に内容が良く、お買い得だと思います)か、祖父江慎さん監修の下の本を眺めるといいかもしれない。

フォントブック[和文基本書体編] (+DESIGNING)

フォントブック[和文基本書体編] (+DESIGNING)

付記

 Windowsの文字が期待ないと言われることについては、エイリアスの問題だということがわかったので、また別に触れられれば触れたいと思う。ここで少しだけ言うと、Macが無い時期にWindowsを触っていて思ったのは、Windowsの文字は「汚い」というよりも、「くっきりしすぎていて形が不恰好に見える」という方が近いのではないか、という気がした。美的観点を一切排除して、可読性の面だけをあげつらえば、Windowsの方が勝っているのではないかとも思った。じじつ、MacBook Proが帰ってきた初日に、フォントがどこかぼやけて見えたのを覚えている。
 

 欧文フォントの種類とOS別のサポート状況は次のリンクに詳しい。CSS Font Stack: Web Safe and Web Font Family with HTML and CSS code.

*1:全然関係ないが、いまラジオを聴いていると、皆必死に「いそん」と言うようにしているのがわかる。ずっと「いぞん」って言ってきたのに……