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ファイヤードブログ

ディジタル・パブリッシングという観点から、Webサイト制作、電子書籍制作などを。※ブログリニューアル中

FONTPLUSとその無料トライアルについてのサーベイ

Typography

 前の記事で、TypeSquareとFONTPLUSについて触れた。
 私は現時点でこれらのサービスに契約するほどお金の余裕がない。けれども、FONTPLUSの方は、無料トライアルを設けているので、それで数ヶ月はごまかそうと思った*1。が、問題発生。
 FONTPLUSのフォント一覧 FONTPLUS|フォント一覧 には、執筆時点で776件フォントがあるのだけれど、よくみたら「無料トライアルで利用できるフォント(無償フォント)のみ表示」という絞り込み検索の項目を発見した。それにチェックを入れて、検索したところ、776件が12件になってしまった。最近の赤井英和でもこんな減量しないっつの(わざわざ無理に時事ネタに乗っかろうとした)。
 せっかくなのでここにメンバーを紹介する。

  • F+UD-筑紫明朝 R
  • F+UD-筑紫明朝 D
  • F+UD-筑紫明朝 E
  • F+UD-スーラ M
  • F+UD-スーラ DB
  • F+UD-スーラ B
  • F+UD-ニューロダン M
  • F+UD-ニューロダン DB
  • F+UD-ニューロダン B
  • モトヤステンシルアポロ4-お試し版:1,365文字種制限
  • モトヤ丸アポロ4-お試し版:1,365文字種制限
  • モトヤバーチ3-お試し版:1,365文字種制限

 たぶん、FONTPLUS側の狙いとしては、フォントの使用よりも2つあるライセンス形式(FONTPLUS|サービス比較)を体験して欲しいのだろう。
 スマートライセンスの方は、自分のサイトにはFONTPLUSのサーバーにフォントを要求するスクリプトを貼り付けるだけでいい割とお手軽な方法で、複数サイト利用が可能となっている。けれど、毎回外部サイトにアクセスして、その上でさらにレンダリングするので、ガタつきが出る。前回の記事でも紹介した、吉本隆明の183講演 - ほぼ日刊イトイ新聞 でもその状況は避けられていない。この問題は、FONTPLUS自身も指摘している。

・一般ユーザーがWebサイトを見に来た時に、Webサイトの解析やWebフォント適用を行うため、Webフォントが表示されるまで少し時間がかかってしまう場合がございます。デフォルトでは、その間にシステムフォントが表示されますが、設定により、システムフォントの表示、非表示の選択ができます。
※OS、ブラウザ、通信環境により表示されるまでにかかる時間が異なります。

 ただ、紹介されている関連したQ&Aには対処法があるというようなことが書かれている(cf. FONTPLUS|よくある質問)。
 
 もう一つの方の「バリューライセンス」は、「WebサイトデータのHTMLとCSSを階層をそろえた形でzipファイルに圧縮してアップロード」しなくてはならないので、WordPressなどのCMSとは相性がよくなさそう。しかし、アップロードの目的が、「サブセット化(必要な文字だけでフォントデータを作成)」ということなので、一度文字を決めて適当なHTMLとCSSのファイルを作った後、アップロードとダウンロードの作業をして、文字に関する部分を動的サイトにコピペする、ということで対処できそうな気もする(変更が面倒なのと)。説明欄にも「動的ページでもあらかじめ文字が決まっていれば、バリューライセンスで対応できます」とある。詳しくは、http://support.fontplus.jp/about_value_license/で解説されている。推測にすぎないけれど、パフォーマンスはこちらの方がいいとみられる。

 とりあえず今後は、注にも書いたように、TypeSquareにも無料で使える枠(1万PV/月のサイトで1つのフォントだけ利用可能)があることを知ったので、それを試して見ようと思う。

*1:執筆時に調べ直したところ、TypeSquareにも無料枠があることを知りました。こちらはトライアルというより、機能制限版という位置付けになっています。