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ファイヤードブログ

ディジタル・パブリッシングという観点から、Webサイト制作、電子書籍制作などを。※ブログリニューアル中

なんで目覚ましテレビのアカウントはあんなにビクビクしてんだ

ネット時評

 ワールドカップ中ということもあって、サービス公開が遅れながらも、サイトのアカウントからついついツイッターを見てしまう。そんな中、ペヤングの再発売に関連して目覚ましテレビのアカウントが嘲笑を買っているのを目にした。これに対して、不思議に思ったことが三つある。なおあらかじめ書いておくけど、私は湯きりの際に麺を排水溝にホールインワンして以来、ペヤングを買ったことがない。

 まず、どうして目覚ましテレビのアカウントはあんなにビクビクしているのか、ということ*1。ニュースバリューがあると思って扱うならば、堂々と引用すればいいではないか。なんであんなに及び腰なのか。ツイートを読んでこっちまで情けない気持ちになってしまった。もう一つは、なんでペヤングの発売にそんなにニュースバリューがあると思うのか。ニュース番組として程度が低すぎないか。あの異様な謙遜には「こんなことをニュースにしてしまっている」という疚しさが隠れているように思う。

 最後。その後、はてなブックマークを見ていたら2ちゃんねる系のまとめサイトがそのことを話題にしていた。ページは開かなかったけれど、当然、中ではツイートは埋め込まれ、写真が使われていることだろう。断った人たちは、そのことについてはどう思っているのだろうか。おそらくフジテレビのオファーを唾棄したように、掲載拒否をサイトの管理人に要請してはいないだろう。そう思うと、目覚ましテレビのアカウントにはある種の傲慢さが足りなかったと言わざるを得ない。

 少し逸れるけれど、断っている人の中に「自分で取材してください」という人がいて、それはちょっと違うのではないかと思った。誰もがスマホを持っているということは、誰もが即席の記者になれるということであり、事件に居合わせた者勝ちなのだ。池袋で豚が飛んでいるのを動画に撮って投稿すれば君はスターなのだ。ただし15分間だけ。

 大きなメディアの側も、取材場所がわかっていたらとっくに取材している。取材対象は、常に、所々で、前触れもなく、発生している。SNSの時代では誰もがそれを捕まえられる。初期のツイッターが多くのユーザーを獲得するきっかけとなった出来事が、ハドソン川の飛行機不時着水事故に居合わせた人の投稿だったことを思い返して欲しい*2

 ちなみに、私といえば、「そこ」に「居合わせ」て「捕まえたい」というのが常には意識しないものの、心のどこかでアディクションになってしまったことを恥じたのもあって、最近iPhoneを破壊した。これについては時間があればまたどこかで。

*1:参考のためにツイートをここに貼ろうとしたら、該当のリプライメッセージが削除されていた。無言でツイートを消すのって、印象良くないぜよ。

*2:ハドソン川の事故が2009年1月で、ジャック・ドーシーさんのアカウント開設が2006年3月なので、厳密には初期ではないかもしれない。